ADHDには敏感な繊細さんがいます。
そういう人は気象の影響を受けやすく体調が崩れやすい人が多いです。
ここでは、なぜ体調が悪くなるのか、対処法についてまとめていきます。
- なぜ体調が悪くなるのか
- 1年で体調が悪くなるタイミングは?
- 対処方法
1.なぜ体調が悪くなるのか
結論から言うと「気象によって自立神経が乱れるため」いわれています。
ではなぜ、自立神経が乱れると体調が悪くなるのでしょうか?
そもそも自立神経とはなんなのでしょうか?
私たちの体は、自分の意識で動かせる部分と自分の意思に関係なく動いている部分があります。
例えば、心臓の鼓動とか、消化、発汗とかですね。
「よし消化するぞ!」って言って自由自在に消化液を出せるよーって人は居ないと思います(笑)
それらは自立神経によってコントロールされています。
では気象によってなにが変動するでしょうか?
それは、気温や、気圧、湿度が変動します。
人はその環境において生命活動を維持するために様々な調整を無意識に行っているのです。
気温が暑くなる → 汗を出す
気温が冷える → 筋肉を小刻みに動かして熱を作る
気圧が高い → 心拍数が減少
気圧が低い → 心拍数が上昇
湿度は、体温調節に影響がでます。発汗による気化熱で体を冷やしますが湿度が高いと体を冷やしづらくなります。
これらの調整を常にやっているわけですが、「天候がコロコロ変わる時」や「調整が効かない時」に自立神経が乱れるのです。
特に気圧は耳の中の「内耳」という場所で読み取っているのですが、この部分が変化するとダイレクトに自立神経に影響がくるのです。
自立神経は、「緊張」と「緩和」のバランスで成り立っています。
このバランスが悪いと体に悪影響が出てきます。
先程の気圧の話では、「緊張」している時間が増えてしまうので、脳の血管は収縮し、脈拍が増え、胃腸の働きが悪くなります。
「頭痛は血管の拡張によって起こる」というのを良くみますが、基本的に血管は収縮する方向なので矛盾するんですね…
個人的には、痛みを感じやすい部分を刺激するのではないかと思います。痛みをより敏感にすることで、防衛本能的に「今は動くときではない!じっとしていろ!」ということではないかと
例えば、雨が降っている中で狩りをすると体温を奪われて死ぬリスクが高いですよね?台風の中も同様に死ぬリスクがあるので、生存本能的に大人しくするようになっているのではと思います。
怪我とかも痛みがあるおかげで、怪我した部分の使用頻度を下がり、悪化することを防いでいますよね?
ちなみに車酔いする人も気圧が影響してます。例えばトンネルの中を走行する場合は気圧がガクッと下がります。また、山を走行した場合も登るにつれて気圧が下がるので、胃腸の働きが悪くなります。
2.1年で体調が悪くなるタイミングは?
やはり気圧が下がり易いタイミングが体調が優れないと言えそうです。
1〜4月にかけては急速に低気圧が発達しやすい
6月の梅雨のシーズンも雨が多いので気圧がさがります。
また、9月〜10月も台風が多くて気圧が下がります。
もうお気づきの方もいるかもしれませんが、1年通して全快な月は割と少ないのです。
5月、7月、8月、11月、12月が絶好調かもしれません。
そう考えると体調が良いタイミングに連休があるので、上手く出来ているのかもしれませんね。
3.対処方法
「体調が悪くなる理由と、時期は分かったけど、どないすればええんや?」
そう思ったあなたのために、対処法を書いていきます。
私が実践して効果があったものや、効果がありそうな物を記載します。
・寝る
はい王道の「寝る」です。体調が悪い時は基本無理してはいけませんすぐ寝ましょう
・野菜など消化に悪い物を減らす。
野菜は腸で消化できません。消化できないままだと腸内で炎症を起こしてしまいますので、なるべく消化に良い物を食べるようにしましょう。肉とか肉とか肉とか
・なにもしない
体調が歩いときは判断能力も落ちています。重要な決断は避けた方が良いです。
もしどうしても判断が必要な場合は他の誰かに助けてもらいましょう
・サウナ
実はサウナが効くと思っています。なぜならサウナはサウナ→水風呂→外気浴の工程の中で、緊張による発汗を促した後、水風呂でリラックス状態に強制的を持っていくことができるからです。
自立神経は意思でコントロールできませんが、環境でコントロールできます。
それが唯一可能なのがサウナというわけです。
・イヤホン(予想)
耳の中に気圧を感じ取るセンサがあるので、気圧は変わってないよ!というふうに誤認識させられないかという発想です。しかし、耳の穴は、鼻、口にも通じているので効果が薄いかもしれません。
以上対処法でした。個人的にはサウナお勧めです。是非気象病で辛いときにお試しください。
コメント