ここでは、ADHDの人が社会貢献感を感じるための考え方について記述します。
- 社会貢献感とは
- 自分に何ができるか
- 行動の仕方
1.社会貢献感とは
社会貢献感とは、誰かのために役に立つという感覚です。
個の幸せも大事ですが、自分が他者の役にたってる感覚も同じくらい重要なのです。
例えば、ミツバチはスズメバチが襲ってくると、仲間を守るためにスズメバチに群がって、羽をバタつかせスズメバチを熱殺しますが、その際中の方にいるミツバチも死ぬリスクがあります。
集団行動を取る生物には、自分の利益につながらない事をする行動があります。
これを利他的行動と言います。
また、この利他的行動を行うと幸せを感じるという研究もいくつかあります。
おそらく種の存続には、この利他的行動が必須だったのでしょう。
だから、利他的行動によって幸福を感じるようになっているのではないでしょうか?
となれば、それを逆に利用すれば幸福を感じやすくなるわけです。
2.自分に何が出来るか
とはいえ、人類の役に立つことと考えると壮大なテーマ過ぎて行動にうつせません。
行動に移せるくらい、簡単にする必要があります。
「自分が他者の役に立っている」という感覚が大事なので、自分がいままでやってきたことで他人に評価されたことを思い出してみましょう
私の場合は漫画のイラストを書くのが好きで、友達にみせたら喜んでもらえたのがとても嬉しかった記憶があります。
そういった特技を生かして、絵をSNSでアップロードして「イイネ」をたくさんもらうのも幸福に繋がります。
ADHDさんの場合こだわりが強い人が多いので、何かしら自分が好きな物があると思います。
その情報を多くの人に共有することでも、他者の役に立つことができます。
3.行動の仕方
まずは、自分が評価されたことを思い出してみましょう。
友人や家族に褒められたことはなんですか?
たいていの場合、褒められても自分にとっては当たり前に感じていることがあるので
素直に、褒められたことを受け入れてみてください。
例えば、声が良いとか、優しいとか、手先が器用だとか
特に思いつかない場合は、無意識に3年以上継続している趣味や取り組んでいることを考えて見ましょう。
私の場合は、メンタルを病んだ経験から、ADHDや心理学の勉強をしてきました。
「同じ悩みを持った人を助けられたら」と思いブログをはじめました。
褒められた事または、3年継続していることを並べたときに、それをSNSなどで情報発信できないか考えてみましょう。
情報発信することができれば、あなたのファンが増えていき、他者の役にたっているという感覚を得られます。
そうすることで、より幸せに一歩近づくので、行動することをオススメします。
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