ADHDは食に無頓着な人が多いと思います。実はそれもメリットになりうるのでそれの考え方について記載します。
- ADHDはなぜ無頓着なのか
- 無頓着のメリット
- 必要な栄養素
1.ADHDはなぜ食に無頓着なのか
親の影響が大きいと考えています。ADHDは子供の時に落ち着いて飯を食べません。ご飯の時間は怒られる時間です。母が一生懸命作ったご飯をダラダラ食べたり、食べなかったりすることで母は怒ります。大人の視点からすれば母が怒るのは「そりゃそうだ」となりますが、子供はそんなことわかりません。
なので、ご飯の時間は耐える時間となります。食べ物を空にする作業です。「そうなると食べれればなんでも良いや」という認識になります。
2.食に無頓着のメリット
ご飯に価値をおいていないということは、コストを下げれるということです。ここで言うコストは「ご飯を作る時間」と「食費」ですね。それぞれ解説していきます。
ご飯をつくる時間
食に無頓着であれば、「調理時間が短い料理」を選ぶことが出来ます。「和えるだけ」のヤツとか、レトルトカレーやレトルトパスタ、ご飯に納豆だけで良いやというのができるわけです。
パスタとご飯は「和えるだけ」のレパートリーも多いので無限に食べることができます。
食費
普段の食事のコストを下げることができます。先述したCook Doの和えるだけは1食数百円で買えます。あとはご飯を炊くとか、パスタを買うくらいなので、コストを抑える事ができます。
普通の人だと「もう飽きた、別のが食べたい」となりますが、ADHDだと一度ハマったら同じ物を食べ続けられる習性があるので、ある程度の期間同じ物でもやっていけます。(流石に1っヶ月とかはキツイと思います。)
献立を月〜日まで予め決めてしまえば、毎回必要な材料も効率良く買えて効率的になるでしょう。
3.栄養
「せやかて、栄養は大丈夫なんか?」
そんな声が聞こえてきそうです。栄養に関して言えば人間のエネルギーになるのは3つの要素しかないそうです。
炭水化物、脂質、タンパク質の3つ これを抑えていれば私達の体はなんとかなります。野菜は、食物繊維とビタミンを取る上で必要です。食物繊維は腸内にいるバクテリアのご飯になります。腸内細菌はホルモンに影響を及ぼすので重要な役割をはたします。しかし米に含まれている食物繊維でも十分ではないかと思います。
日本人は古来から米を主食として生きてきたので、遺伝子レベルで米を食べて生活することに最適化されています。元々日本になかった食べ物は健康に悪影響が出やすい可能性があります。
例えばコアラはユーカリしか食べず、牛も牧草しか食べません。それ以外の物を食べると病気になるそうです。ちなみに牛は胃の中にいる微生物が窒素化合物を利用してタンパク質を作れるらしいです。またその微生物自体もタンパク質なので体内で肥やした微生物からタンパク質をとることもできます。
そう考えると、日本人の体の中には米を分解する微生物がいて、上手く生命維持ができるシステムが構築されていそうです。米と書いていますが、本当は雑穀米なんでしょうね。
雑穀米にはビタミンも含まれるので最強です。
まとめ
雑穀米と「和えるだけ」を駆使して生活コストを下げよう!
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