ADHDな人には自分嫌いな方が多いと思います。ここではその自分嫌いの生かし方を記載します。
- ADHDが自分嫌いである理由
- 自分嫌いの生かし方
1.ADHDが自分を嫌いである理由
ADHDは他の人と違っており、怒られることが多いです。多動の特性は幼少期に落ち着きが無いという理由で叱られます。その結果、「どうせ自分なんて」と自分を嫌いになりやすいです。他にも学校では浮いた存在になりやすくイジメを経験しやすいというのもあります。
私も小、中学といじめを経験しています。今思えば、当時の同級生は私をからかっていただけのつもりだったと思いますが、その時の私は結構追い詰めてしまっていました。
そこからは予防線として、最悪の事態を想定するクセができたように思います。最悪の事態を予想していれば、もし起こったとしても対処法を考えておけるからです。
自分に期待しないことで、理想の自分と現実の自分のギャップを埋めようとしていました。
2.自分嫌いの生かし方
そんな私は、社会人になってあることに気づきました。
「そもそもなぜ自分が嫌いなんや?」
「いやそりゃ、理想の自分とかけ離れてるからやろ?」
「いやでも、その理想ってなんなん?なんでそんな高い理想を持ってんの?」
「確かに…」
というようなことをふと考えていました。そして自分の中で腑に落ちる結論がでました。
「オレは成長しかない!」
どういうことか説明すると、
自分が嫌い = 理想の自分とのギャップがあるから
理想が高い = 自分ならそこへ到達できると信じている
自己の成長 = 自己を否定し気持ちのよい環境から飛び出して突き進むこと
「自分嫌い」とは、自分はスゲー場所まで到達できることを信じていたのです。そう考えないと現実の自分を嫌いになりようがないです。ギャップが生まれないからですね。
ギャップがある状態というのは、モチベーションになります。「今のままではいけない、もっと良くなりたい!」と思っていることになります。
なにが言いたいかというと、「自分嫌い」というのは、「自分の可能性を誰よりも信じている状態」だということです。
そう納得できたとき、私は「自分嫌いのままでいいか」とありのままの自分を受け入れることができました。
私の場合はこういった思考プロセスを経て自分嫌いと向き合いましたが、あなたは納得できたでしょうか?
これは単なる一例です。あなたが納得する自分嫌いの生かし方、受け入れ方を考え、納得することが大事だと思います。
これを読んでいるあなたの人生のヒントになると幸いです。
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